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概要(歴史・特徴・魅力)
大久野島(おおくのしま)は広島県竹原市にある小さな島で、瀬戸内海に浮かぶ自然豊かな観光地です。戦前は秘密裏に化学兵器(毒ガス)製造に関わる施設が置かれていた歴史を持ち、第二次世界大戦後はその遺構と記録を伝える「毒ガス資料館」などで過去を学べます。一方で戦後に増えたウサギが島全体に暮らしていることで「うさぎ島」として有名になり、穏やかな海景や散策路、キャンプ場やホテルもあり、歴史と自然の両面で魅力のある場所です。
見どころ
- ウサギたち:島内に放し飼いのウサギが多数。人に慣れている個体も多く、触れ合いや写真撮影が楽しめます(エサの与え方はルールを守ってください)。
- 毒ガス資料館(大久野島毒ガス資料館):島で行われた毒ガス生産の歴史や被害、戦後の状況を伝える施設。史実を学ぶ場として重要です。
- 工場跡・貯蔵庫などの遺構:当時の建物や土台、コンクリート構造物が島内に残り、歴史散策のポイントになります。
- 展望スポット・灯台:瀬戸内海を望む景色が美しく、季節や時間帯で異なる海の表情を楽しめます。
- ビーチ・散策路:穏やかな海岸や短めのトレイルがあり、軽いハイキングやピクニックに適しています。
- 宿泊・キャンプ:島内には宿泊施設やキャンプ場があり、日帰りだけでなく一泊して朝晩の静けさを味わうこともできます。
アクセス(最寄り駅・交通手段など)
- 鉄道+フェリー(一般的な行き方)
- JR呉線または山陽本線経由で「忠海駅(ただのうみえき)」下車。
- 駅から徒歩で忠海港へ(徒歩約8〜15分、道順は案内表示あり)。
- 忠海港からフェリーで大久野島へ。所要時間はおおむね10〜15分程度。フェリーは旅客船と小型船があり、日中は定期便が運航しています(本数・時刻は季節や曜日で変動するため事前確認を推奨)。
- 自動車
- 車で忠海港近くの駐車場に停め、フェリーで島へ向かうのが一般的。島内への車両航送は台数が限られているため、基本は陸側に駐車して訪れることをおすすめします。
- 営業時間・運航について
- フェリーの始発/終発や便数は季節・曜日で変わるので、出発前に公式サイトや港の案内で時刻表を確認してください。
滞在目安(所要時間の目安)
- 日帰り:往復の移動時間を含めて半日〜1日(島内散策と資料館見学を含めると2〜4時間が目安)。
- ゆったり滞在:宿泊やキャンプを利用して1泊する場合、朝夕の散歩や星空観察などを含めて1〜2日が理想的。
近隣スポット
- 竹原市(町並み保存地区):竹原の古い町並みや酒蔵通りなど、歴史ある街並み散策が楽しめます。
- 呉市(大和ミュージアムなど):海事・造船関連の博物館や歴史施設が充実しています(車や公共交通で移動可能)。
- 尾道・三原周辺:尾道の坂の町や寺社巡り、しまなみ海道方面へのアクセスも観光プランに組みやすいです。
注意点(混雑・マナー・季節の注意など)
- ウサギへのエサやりマナー:ウサギに与えてよい食べ物は限られます。パンや加工食品、乳製品は避け、島内で販売されている専用のエサや野菜類を与えてください。追いかけたり無理に抱こうとすると負傷の原因になります。
- 衛生と安全:ウサギに触った後は手洗いや消毒を。島内は舗装されていない道や段差、遺構のある場所があるため歩きやすい靴で訪れてください。
- 混雑:週末、連休(ゴールデンウィーク・お盆など)はフェリーが混雑し、入島待ちやエサの争奪でウサギが集中することがあります。平日や朝早めの便利用が混雑回避につながります。
- 歴史的な場所への配慮:毒ガス関連の遺構や資料館は慰霊や学びの場です。詳しい説明や展示を尊重し、騒がないようにしましょう。
- 季節の注意:夏は日差しと暑さ、冬は風が強く寒いことがあります。飲み物や帽子、季節に合った服装を用意してください。雨天時は足元が滑りやすくなります。
- ゴミと自然保護:島内はゴミ箱が限られています。出したゴミは持ち帰る等、自然環境と動物への配慮をお願いします。
以上を参考に、歴史と自然が共存する大久野島での滞在を安全に、かつマナーを守ってお楽しみください。
