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概要(歴史・特徴・魅力)
国立国会図書館(こくりつこっかいとしょかん)は、日本の国会に付設される調査・研究支援と国の出版物保存を目的とした国立図書館です。1948年に設置されて以来、国内で刊行された書籍・雑誌・新聞・地図・古典籍・音声資料・映像資料など幅広い資料を網羅的に収集・保存する機能を担っています。東京・千代田区の本館は国会議事堂に隣接する立地で、議会資料の収集や立法調査のための専門的なサービスを提供する一方、一般利用者にも閲覧室や展示室、デジタルアーカイブ(NDLデジタルコレクション)を通じて資料公開を行っています。
特徴としては、国内納本制度によるほぼ全ての国内出版物の収集、高度な所蔵検索(NDL-OPAC)、希少資料の保存・複製技術、専門の参考調査サービス、そしてインターネット経由でのデジタル資料公開が挙げられます。歴史資料や戦前・戦中の刊行物など、一般の図書館では手に入りにくい一次資料が豊富にある点が魅力です。
見どころ
- 特別展示・企画展:定期的にテーマ別の資料展示や企画展を開催。歴史的資料や出版文化に関する展示は研究者だけでなく一般にも興味深い内容が多いです。
- NDLデジタルコレクション:古典籍、雑誌、戦前の新聞記事、地図などをオンラインで閲覧可能。現地で端末から閲覧できるものもあります。
- 閲覧室と専門資料:法律・行政・政治、歴史、地域資料など分野別の閲覧室が整備され、専門書や一次資料の閲覧が可能(多くは館内利用のみ)。
- 参考調査サービス:公的調査を支援する専門スタッフによる資料収集・調査が受けられる(事前申し込みや条件あり)。
- 建物と周辺景観:国会議事堂に近い立地のため、外観や周辺の景観(皇居外苑、桜田門方面)と合わせて散策できます。
アクセス(最寄り駅・交通手段など)
- 最寄り駅
- 国会議事堂前駅(東京メトロ:丸ノ内線・千代田線) 徒歩約3〜7分
- 永田町駅/麹町・赤坂方面(東京メトロ:有楽町線・半蔵門線・南北線) 徒歩約5〜10分
- 霞ヶ関駅(東京メトロ:丸ノ内線・日比谷線・千代田線) 徒歩約10分
- バス:都営バス・都バス各路線が周辺を通ります。目的地により路線が異なるため、事前に確認してください。
- 車・タクシー:都心のため駐車場は限られ、周辺は交通規制や警備がある場合があります。公共交通機関での来館を推奨します。
- その他:近隣の観光地(皇居、日比谷公園など)から徒歩でアクセス可能。
滞在目安(所要時間の目安)
- 短時間の見学(展示室や施設見学):30分〜1時間
- 資料閲覧(事前準備なしでの閲覧・NDL端末の利用):1〜3時間
- 本格的な調査・文献探索(事前に利用カード取得、資料取り寄せ等):半日〜1日以上
近隣スポット
- 国会議事堂:図書館のすぐ近く。外観見学や周辺散策に最適。
- 憲政記念館:議会史や政治資料の展示がある博物館。徒歩圏内。
- 日比谷公園:散策や休憩に最適な緑地。イベントも開催。
- 皇居外苑・桜田門:歴史的な門や広い歩行空間があり、散策ルートとして人気。
- 赤坂・溜池周辺:飲食店やカフェが多数。研究や休憩後の食事に便利。
注意点(混雑・マナー・季節の注意など)
- 閲覧・利用の事前確認:閲覧には利用者登録(利用者カード)が必要な場合があります。希少資料や複製希望は事前申請が必要なので、訪問前に公式サイトで手続き方法を確認してください。
- 館内マナー:飲食・喫煙は原則禁止。閲覧室では静粛にし、携帯電話はマナーモードまたは使用制限に従ってください。資料の撮影は制限されることが多く、許可が無ければ不可です。
- 資料の貸出:原則として資料の館外貸出は不可。コピーサービスやリクエスト手続きで利用可能な場合があります。
- 混雑:大学の試験期間や研究期、見学団体の多い時間帯は閲覧室や展示が混雑することがあります。落ち着いて調査したい場合は平日午前中の来館が比較的おすすめです。
- セキュリティ・入館制限:周辺の警備状況や行事により入館制限や通行規制がある場合があります。図書館自体の臨時休館日や開館時間の変更、特別行事は公式情報を確認してください。
- 季節の注意:夏の暑さや冬の寒さで屋外移動が大変なことがあります。近隣の屋内施設やカフェを利用して休憩をはさむとよいでしょう。
来館前には国立国会図書館の公式サイトで開館時間・休館日、利用手続き、展示情報など最新情報を確認することをおすすめします。調査目的が明確であれば、事前に利用案内や参考調査の申し込み方法を確認しておくとスムーズです。

