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アメ横(東京都台東区)
概要(歴史・特徴・魅力)
アメヤ横丁(通称:アメ横)は、JR御徒町駅〜JR上野駅間の高架下沿いに広がる商店街で、戦後の闇市を起源に発展してきた下町の代表的な市場です。名前の由来は諸説ありますが、飴屋(あめや)が多かったことや、戦後アメリカ軍放出品(アメ)の流通に由来するとも言われます。衣料品、靴、化粧品、乾物、鮮魚、総菜、スナック類など品揃えが豊富で、活気ある掛け合いや値引き交渉も楽しめるのが魅力。気軽に食べ歩きや買い物ができる、観光客にも地元客にも人気のスポットです。
見どころ
- 鮮魚・干物・乾物の専門店:新鮮な魚介や珍しい乾物を売る店が並び、海鮮系の惣菜や串焼きの露店も多い。
- 衣料・靴・スポーツ用品:掘り出し物が見つかる廉価店が密集。スポーツシューズやアウターのセールが目立つ。
- 食べ歩きグルメ:たこ焼き、焼き鳥、メンチカツ、クレープなど、通り沿いの屋台で気軽に味見できる。
- ローカルの賑わいとディール風景:店主と客のやり取りや威勢の良い掛け声が下町らしさを感じさせる。
- 年末の特別な雰囲気:年末年始やセール時期はさらに活気が増し、買い出し客でにぎわう。
アクセス(最寄り駅・交通手段など)
- JR御徒町駅(山手線・京浜東北線):駅から徒歩1〜3分でアメ横入口に到着。
- JR上野駅(山手線・京浜東北線・他):公園口・中央改札から徒歩5分程度で到着。
- 東京メトロ・都営地下鉄:上野広小路駅(銀座線)・上野御徒町駅(大江戸線)から徒歩圏内。
- 羽田・成田からのアクセス:成田空港・羽田空港から電車で上野まで直通や乗換で便利。
- 車:周辺は駐車場・道路混雑が激しいため、公共交通機関の利用を推奨。
滞在目安(所要時間の目安)
- 短時間の散策:30分〜1時間(通りをざっと見て回る程度)
- 買い物・食べ歩きを楽しむ:1.5〜3時間(店をじっくり見る・食事をする場合)
- 周辺観光と合わせて:半日〜1日(上野公園や博物館と組み合わせる場合)
近隣スポット
- 上野恩賜公園(上野動物園・東京国立博物館・国立西洋美術館など) — 徒歩圏内。
- アメ横周辺の飲食店街 — 地元の居酒屋や定食屋が豊富。
- 御徒町・上野の電気街・パーツ店 — 秋葉原も近く、買い物エリアが連続。
- 谷中(谷中銀座)・根津・千駄木(下町散策エリア) — 歴史的な町並みやカフェが楽しめる。
- 合羽橋道具街 — 料理道具や食品サンプルの専門店(徒歩〜バスで移動可能)。
注意点(混雑・マナー・季節の注意など)
- 混雑:週末・祝日、ゴールデンウィーク、年末年始は非常に混雑します。通路が狭いためベビーカーや大きな荷物は移動が大変。
- 現金の持参:クレジットカード対応の店も増えていますが、小さな露店や惣菜店は現金のみのことが多いので小銭を用意しておくと便利。
- 衛生・食べ歩きマナー:路上での飲食やゴミの扱いに注意。ゴミは各店舗の指示や公共のゴミ箱を利用する(見つからない場合は持ち帰る)。
- 値段交渉:一部の店では値引き交渉が可能ですが、節度ある態度で。店頭の表示価格を確認してから交渉するのが安心です。
- 早朝・夜の時間帯:鮮魚店は早朝営業で商品が充実します。夜は一部店舗が閉まるため、目当ての店がある場合は営業時間を事前に確認。
- スリ・置き引き対策:治安は比較的良いですが、混雑時は貴重品管理に注意。
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上野や御徒町を訪れる際は、ぜひアメ横のにぎわいとローカルフードを体験してみてください。時間帯によって表情が変わるのもアメ横の魅力です。
