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概要(歴史・特徴・魅力)
豊後高田昭和の町(ぶんごたかだ しょうわのまち)は、大分県豊後高田市中心部に整備された“昭和レトロ”をテーマにした商店街・観光エリアです。市民有志や行政が古い商店建築を保存・活用し、昭和期の街並みや暮らしの雰囲気を再現したことが始まりで、古き良き日本の情景を体験できることが最大の魅力です。古い看板、駄菓子屋、レトロな喫茶店や食堂、昭和の生活用品を展示するミニ博物館などが点在し、世代を問わず懐かしさを感じられます。映画やCMのロケ地にもなり、写真撮影スポットとしても人気です。
見どころ
- 昭和ロマン蔵(博物館・資料館群):蔵を改装した施設で、昭和の暮らしや駄菓子、玩具を展示しているコーナーがあり、当時の生活道具を実際に見て楽しめます(企画展や体験イベントが開かれることもあります)。
- レトロな商店街の街並み:看板やガラス戸、商店の軒先など“昭和らしさ”を残す通り。散歩しながら写真を撮ったり、古い食堂で昭和の定食を味わえます。
- 駄菓子屋・おもちゃ屋:昔ながらの駄菓子やおもちゃを扱う店があり、子どもから大人まで楽しめます。記念に小さな買い物をするのもおすすめです。
- レトロ喫茶・食堂:クリームソーダやホットケーキ、定食など昭和のメニューを出す店が多数。雰囲気ごと味わってください。
- イベント・季節行事:地域のお祭りや昭和をテーマにしたイベント(コスプレ、フリーマーケット、夜市など)が開催されることがあり、開催時はより賑わいます。
アクセス(最寄り駅・交通手段など)
- 最寄り駅:JR日豊本線・豊後高田駅(最寄り駅から町の中心エリアへは徒歩圏内)
- 徒歩:豊後高田駅から徒歩で約10〜15分(徒歩移動が可能で、散策しながら行くのが楽しいです)。
- バス・タクシー:駅からタクシーで約5分。路線バスやコミュニティバスが運行していることもあります(便数に注意)。
- 車:大分市方面や別府方面からは車でのアクセスが便利。駐車場は市営・民間のものが点在しますが、混雑時は満車になりやすいので早めの到着をおすすめします。
滞在目安(所要時間の目安)
- 短時間見学:1時間〜1.5時間(通りを一周して雰囲気を楽しむ場合)
- じっくり見学:2〜3時間(昭和ロマン蔵や数店舗で飲食・買い物、展示をじっくり見る場合)
- 周辺観光を含める場合:半日〜1日(周辺の寺社や史跡、国東半島方面と組み合わせる場合)
近隣スポット
- 富貴寺(ふきじ):国宝級の古い阿弥陀堂を持つ寺院。歴史的建築に興味があれば訪れる価値があります。
- 国東半島エリア:磨崖仏や寺院群、ユニークな山岳信仰の文化が残るエリア。ドライブでの周遊に適しています。
- 臼杵(うすき)の磨崖仏:車で移動可能な距離にある名所(石仏群)。時間に余裕があれば合わせて訪れると良いでしょう。
- 地元の道の駅・海の幸スポット:大分ならではの海産物や郷土料理を楽しめる場所が近隣にあります。
注意点(混雑・マナー・季節の注意など)
- 混雑時期:週末、連休(ゴールデンウィーク、夏休み、紅葉期)やイベント開催時は混み合います。駐車場確保や移動時間に余裕を持ってください。
- 営業時間:個人経営の店や小さな資料館は早めに閉まることが多い(概ね17時前後)。訪問前に営業時間や定休日を確認することをおすすめします。
- 現金・決済:小さな店では現金のみの場合があります。電子決済が使えないこともあるので小銭を用意しておくと安心です。
- 写真撮影のマナー:商店外観や街並みの撮影は問題ありませんが、店内や個人の持ち物を撮る際は店主に一言断るなど配慮を。展示物や一部の展示は撮影禁止の場合があります。
- 服装・季節対策:夏は日差しが強く暑くなるため帽子・水分補給、冬は風が冷たい日もあるので防寒を。雨天時は坂道や軒先が滑りやすい場所があるので注意。
- 地域への配慮:観光地ではありますが生活圏でもあるため、騒音やごみの持ち帰りなど基本的なマナーを守ってください。
豊後高田昭和の町は、昭和の暮らしや雰囲気を五感で楽しめるエリアです。散策して懐かしい味やショップを見つける楽しみが大きいので、時間に余裕を持ってゆっくり回ることをおすすめします。

 
	 
	