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概要(歴史・特徴・魅力)
秋田県立美術館(あきたけんりつびじゅつかん)は、秋田市中心部にある県立の美術館です。現館は世界的に著名な建築家・安藤忠雄氏の設計によるコンクリートとガラスを基調とした近代的な建物で、2013年に開館しました(リニューアル開館)。建物はシンプルで洗練された安藤建築の特徴である打ち放しコンクリートや直線的な空間構成、自然光を生かした展示室が魅力です。
コレクションは近現代美術を中心に、地域ゆかりの作家や日本の作家による作品、版画や絵画などを所蔵・公開しており、企画展や特別展も定期的に開催されています。美術鑑賞と建築見学の両方を楽しめる点が大きな特徴です。
見どころ
- 建築そのもの:安藤忠雄氏設計のミニマルで重厚な空間。打ち放しコンクリートと大きな開口部が織りなす光の入り方は必見。
 - 常設展:県ゆかりの作家をはじめとした近現代美術のコレクション。季節ごとに入れ替わる展示で地元作家の作品に触れられます。
 - 企画・特別展:国内外のテーマに沿った企画展を随時開催。企画内容により幅広いジャンルの名品が来日します。
 - ミュージアムショップとカフェ:展示の余韻を楽しめるショップや併設カフェで限定グッズや軽食を購入可能(営業状況は要確認)。
 - 周辺景観:建物からは近隣の公園や街並みが望め、散策と合わせて訪れるのがおすすめです。
 
アクセス(最寄り駅・交通手段など)
- 最寄り駅:JR秋田駅(秋田駅から徒歩圏内)。駅からは徒歩でおよそ15分前後が目安ですが、歩行速度により前後します。
 - バス・路線:秋田駅前のバスターミナルから市内路線バスや観光循環バスが利用可能。千秋公園方面または中心市街地方面のバス停で下車します(系統は事前に時刻表を確認してください)。
 - タクシー:秋田駅からタクシーで数分程度。荷物がある場合や天候が悪い時は便利です。
 - 車:館により収容台数の限られた駐車場を備えている場合があります。公共交通機関の利用を推奨します。大型連休やイベント時は満車になりやすいので注意。
 
滞在目安(所要時間の目安)
- 常設展中心:60分〜90分
 - 常設+企画展:90分〜150分(企画展の規模によってはもっと時間がかかることもあります)
 - 建築見学や周辺散策も含める場合:2時間以上見ておくと余裕があります。
 
近隣スポット
- 千秋公園(久保田城跡):美術館の近くにある城跡公園。四季折々の風景が楽しめ、散策や写真撮影に最適。
 - 秋田駅周辺:ショッピングモールや飲食店が集まるエリア。食事や土産物購入に便利です。
 - 市内の博物館・文化施設:徒歩・短距離の範囲に他の文化施設やギャラリーが点在しているため、はしご見学が可能です。
 - 季節のイベント会場:祭りやイベント開催時は周辺が賑わいます(開催時期をチェック)。
 
注意点(混雑・マナー・季節の注意など)
- 混雑:土日・祝日、学校の春休み・夏休み・ゴールデンウィーク・年末年始は来館者が増えます。企画展の初日や最終週も混雑しやすいです。
 - 写真撮影:展示室内は撮影禁止のコーナーが多くあります。撮影可否は館内表示・係員の指示に従ってください。フラッシュ撮影や三脚使用は原則禁止です。
 - 飲食・持ち込み:展示室内での飲食は不可。館内の指定された休憩スペースやカフェを利用してください。
 - 入館料・企画展料金:常設は無料または低額、企画展は別料金となることが一般的です。料金や割引(高校生以下、シニア等)の有無は事前に確認を。
 - 開館日・時間:多くの美術館と同様に月曜日が休館日の場合が多く、祝日の場合は振替で開館することがあります。臨時休館や展示替えによる休館もあるため、訪問前に公式サイトで最新情報を確認してください。
 - 季節の注意:秋田は冬季に大雪・積雪や強い寒風があるため、防寒対策や靴の滑りにくい装備を用意してください。雪による交通の乱れも考慮しましょう。
 - バリアフリー:現代的な施設のため段差解消やエレベーター、多目的トイレが整備されている場合が多いですが、詳細な設備は事前に問い合わせると安心です。
 
