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概要(歴史・特徴・魅力)
伊江島(伊江村)は沖縄本島の北西、今帰仁や本部半島の沖合に浮かぶ小さな離島です。島のシンボルである円錐形の山「城山(通称:タッチュー)」が特徴的で、島全体がのんびりとした農村風景と美しい海に囲まれています。歴史的には太平洋戦争(沖縄戦)で大きな戦闘の舞台となったことやその後の復興の経緯があり、地元の人々の伝統文化や祭り、ユリなどの農産物が島の魅力となっています。観光ではトレッキング、ビーチ、ダイビング・シュノーケル、サイクリングでの島めぐり、春の「ユリ祭り」などが人気です。
見どころ
- 城山(タッチュー)
伊江島を象徴する火山残丘。短時間で登れる山ながら頂上からは360度のパノラマが広がり、晴れた日は本島や周辺の海まで一望できます。朝夕の景色が美しいスポットです(急傾斜・岩場あり、歩きやすい靴で)。 - ビーチ・海(シュノーケリング、ダイビング)
白砂の浜や透明度の高い海が点在し、サンゴや熱帯魚観察に適しています。初心者向けの体験ダイビングやシュノーケリングツアーもあります。 - ユリ畑と伊江島ゆり祭り
伊江島はユリの栽培地としても知られ、春にはユリの花が島を彩ります。毎年開催される「ゆり祭り」は花と地元文化を楽しめるイベントです(時期は年度によって異なります)。 - 戦跡・史跡
沖縄戦の爪痕を伝える史跡や慰霊の場が点在します。歴史に関心がある方はガイド付きの見学や資料館で背景を学ぶのがおすすめです。 - サイクリング・島内散策
周囲が約20km前後のコンパクトな島です。レンタサイクルやレンタルバイクでのんびり回ると田園風景や集落の風情を楽しめます。
アクセス(最寄り駅・交通手段など)
沖縄本島には本格的な鉄道はなく、伊江島へは那覇を起点に陸路+フェリーでのアクセスが一般的です。
- 起点(空路):那覇空港(那覇)
- 本島側の港:本部町の本部港(もとぶこう)から伊江島の伊江港へフェリーまたは高速船が就航しています。
- 所要時間の目安:本部港〜伊江港の船は便によりますが概ね20〜30分程度。那覇から本部までは車・バスで約1.5〜2.5時間(交通や経路による)です。
- 本島での移動手段:レンタカー利用が自由度高く便利です。本部港周辺にはレンタサイクルやレンタルバイクのサービスもあります。島内は車・バイクがあると効率よく回れますが、集落内や主要観光地は徒歩でも楽しめます。
- 備考:フェリーの時間は季節や曜日で変わるため、事前に運航会社の時刻表を確認してください。荒天(台風・前線)では欠航することがあります。
滞在目安(所要時間の目安)
- 日帰り:本部港から往復の船を利用して、タッチュー登頂+短時間のビーチ散策や集落散策で6〜8時間程度。時間は船の便に左右されます。
- 1泊2日(おすすめ):島の主要スポットをゆっくり回り、夕日や夜の星空、翌日の海遊びまで楽しめます。観光・体験・食事を余裕をもって満喫するなら1泊はあると良いです。
- 2泊以上:ダイビングや複数のアクティビティ、祭り参加、のんびり滞在する場合に適しています。
近隣スポット
- 沖縄美ら海水族館(本部町):本部港から近く、ジンベエザメなど大型展示で有名。伊江島と合わせて訪れる観光客が多いです。
- 古宇利島(今帰仁・名護方面):絶景の橋と海が魅力の小島。ドライブコースとして組み合わせやすいです。
- 今帰仁城跡:世界遺産登録された琉球王国の城跡。歴史散策のスポットとしておすすめ。
- 備瀬のフクギ並木(本部町):緑のトンネルのような散歩道で、写真スポットとして人気。
注意点(混雑・マナー・季節の注意など)
- 天候・運航情報:台風や荒天時はフェリーが欠航します。旅行前に必ず運航情報を確認してください。夏のスコールや強風にも注意。
- 夏の混雑・日差し:7〜8月は海水浴シーズンで混雑します。日焼け対策(帽子・日焼け止め・水分補給)を忘れずに。
- 海の安全:海は潮流や珊瑚礁の切れ目で急に深くなる場所があります。ライフジャケット着用や現地ガイド同行を推奨。クラゲや海洋生物にも注意してください。
- 環境保護・マナー:サンゴや貝を持ち帰らない、ゴミは必ず持ち帰る、私有地や農地には無断で立ち入らないなど地元の自然と生活を尊重してください。
- 足元・装備:タッチューは岩場で滑りやすい箇所があります。スニーカーなど歩きやすい靴で登山してください。ビーチではマリンシューズがあると安全です。
- 支払い・交通手配:島内の商店や飲食店では現金のみのところもあります。レンタカー・宿は事前予約が安心です。
伊江島は自然・文化・歴史が凝縮された小さな島です。短時間でも島の雰囲気を味わえますが、余裕を持って滞在するとより深く楽しめます。安全とマナーに気をつけて、ゆったりした島時間をお楽しみください。

