概要
銀閣寺(慈照寺)は室町幕府8代将軍・足利義政が建立した禅寺で、東山文化を伝える名所。銀箔は施されていないが、侘び寂びを感じさせる簡素な建築と整えられた庭園、向月台や銀沙灘といった見事な造形で知られる。
見どころ
- 観音殿(銀閣)とその簡潔な外観、四季で表情が変わる景観
- 苔庭と枯山水、向月台・銀沙灘の幾何学的な美
- 哲学の道へ続く散策路沿いの景観と春・秋の彩り
アクセス
京都市左京区銀閣寺町。京都駅から市バス100・5・17系統で「銀閣寺道」下車、徒歩約5分。京阪出町柳駅からは哲学の道を散策しながら徒歩20〜30分。
滞在目安
境内と庭園の見学で約1時間、哲学の道や周辺寺社も巡る場合は半日程度を見込むとよい。
近隣スポット
- 哲学の道(京都市左京区)
- 南禅寺(京都市左京区)
- 平安神宮(京都市左京区)
注意点
春と秋は特に混雑するので早朝や平日の訪問がおすすめ。庭園内は立ち入り制限があり静粛が求められる。雨天時は苔や石段が滑りやすいため足元に注意すること。