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概要(歴史・特徴・魅力)
弥山(みせん)は、広島県廿日市市・厳島(宮島)にある標高約535mの山で、島の最高峰です。古くから神聖視され、平安時代には空海(弘法大師)が山頂で護摩を焚いたという伝承が残ります。山頂近くにある霊火堂の「消えずの霊火」は、弘法大師ゆかりの火と伝えられ、長年燃え続けていることで知られています。
弥山は原生林が多く残る自然豊かな山で、山頂や各展望所からは瀬戸内海の多島美や広島市街地、宮島の社寺景観を一望できます。ハイキングルートや宮島ロープウェーが整備されており、軽登山から観光目的まで幅広く楽しめるのが魅力です。
見どころ
- 霊火堂(りょうかどう)・消えずの霊火:空海伝承に由来する不滅の火。山頂付近の霊場で、古来より尊ばれてきました。
- 弥山本堂(弥山寺):山岳信仰に基づくお堂で、参拝・歴史探訪に適しています。
- 獅子岩展望台(獅子岩):根本が獅子の形に見える岩の展望地。瀬戸内海の多島や宮島の社寺(厳島神社など)を遠望できます。夕景・夜景も人気。
- 原生林と自然観察:ブナやシイなどの常緑樹が残る自然林で、四季折々の植物や野鳥観察が楽しめます。
- ハイキングコース:初心者向けの短時間コースから体力を要するルートまで複数。岩場や石段があり変化に富んでいます。
アクセス(最寄り駅・交通手段など)
- 鉄道:JR山陽本線「宮島口(宮島口駅)」が最寄り(広島駅からJRで約25〜30分)。
- フェリー:宮島口から宮島(厳島)行きフェリーで約10分。JRフェリー・松大汽船等が運航しています。
- 島内移動:宮島桟橋から紅葉谷公園方面へ徒歩(約10〜20分)で、宮島ロープウェーの下駅(紅葉谷駅)へ。ロープウェーを利用すると獅子岩駅まで短時間で到達し、そこから山頂まで徒歩約30分程度です。
- 徒歩で登る場合:紅葉谷コース(宮島桟橋→紅葉谷)、大聖院コース(大聖院側から)など複数ルートがあります。ルートによって所要時間や難易度が異なりますので事前に確認してください。
滞在目安(所要時間の目安)
- ロープウェー利用:宮島桟橋から登山口〜ロープウェー上駅→山頂の往復+山頂散策で約2〜3時間(観光ペース)。
- 徒歩(登山)利用:片道約1〜2時間、往復で2〜4時間程度(ルートや体力による)。山頂での休憩・展望を含めると半日〜一日プランが目安です。
- 日帰りでの主な組合せ:厳島神社観光+弥山ロープウェーで山頂散策は半日〜一日で十分楽しめます。
近隣スポット
- 厳島神社(Itsukushima Shrine):世界遺産。海上に建つ大鳥居が名物。
- 大聖院:宮島の古寺。弥山登山口のひとつで参拝や庭園散策が楽しめます。
- 紅葉谷公園:四季を通じて散策に適した公園。紅葉シーズンは特に美しい。
- 五重塔・表参道商店街:土産物屋、飲食店が並び、食べ歩きや名産品探しに便利。
注意点(混雑・マナー・季節の注意など)
- 混雑:春(桜)、秋(紅葉)、連休や週末は厳島・弥山ともに混雑します。ロープウェーの待ち時間や参道の混雑を考慮して余裕を持った行程にしてください。
- 服装・装備:山道は石段や急斜面があるためトレッキングシューズやスニーカー、飲料水、雨具を準備してください。夏は暑さ対策、冬は防寒が必要です。
- 天候:瀬戸内海は風が強くなることがあり、荒天時はロープウェーが運休する場合があります。出発前に運行情報・天気予報を確認してください。
- 山のマナー:自然保護のためゴミは必ず持ち帰り、植生を踏み荒らさないでください。霊場・社寺では静かに参拝し、立ち入り禁止の区域には入らないでください。
- 動物:島内には鹿がいますが、餌付けは絶対にしないでください(人や動物への危険、交通事故の元になります)。
- 安全:特に下山時の滑落事故に注意。暗くなってからの下山は避け、ロープウェーの最終便時刻を確認して計画を立ててください。
以上を参考に、弥山の自然・眺望・歴史を楽しんでください。必要であればロープウェー運行時刻や各登山ルートの詳細マップ、季節ごとのおすすめ(紅葉・新緑・初夏の花など)についてもご用意します。

