上野東照宮(東京都台東区)
目次
概要(歴史・特徴・魅力)
上野東照宮は、江戸時代に創建された東照宮の一つで、徳川家康(東照大権現)を祀る神社です。上野恩賜公園(上野公園)の一角にあり、華やかな江戸末期の社殿建築や精巧な彫刻、色彩豊かな装飾が残るのが特徴です。都会の中の静かな社域は、文化財としての価値だけでなく、四季折々の景色と調和した落ち着いた雰囲気が魅力で、国内外の参拝者や見学者が訪れます。
見どころ
- 社殿建築・装飾:漆塗りや金箔、彫刻(精緻な龍・獅子など)が施された社殿は江戸期の装飾美を感じられます。
- 随所に見られる石灯籠:大名や各地の奉納による大きな石灯籠が並び、往時の賑わいをしのばせます。
- 境内の雰囲気:上野公園の緑に囲まれ、春の桜や秋の紅葉時は特に風情があります。静かに散策できる点も魅力です。
- 季節の行事:例祭や祭礼など、伝統行事が行われることがあります(開催時期や内容は年ごとに異なるため要確認)。
- 周辺との回遊性:東京国立博物館や上野動物園、不忍池などと近接しているため、文化施設と合わせて巡るのに便利です。
アクセス(最寄り駅・交通手段など)
- 最寄り駅:JR「上野駅」(公園口または中央改札から公園方面へ徒歩約5〜10分)
- 地下鉄:東京メトロ銀座線・日比谷線「上野駅」から徒歩約7〜10分
- 京成線:京成「京成上野駅」から徒歩約8〜12分
- その他:都バスやタクシーで「上野公園」近辺下車が便利。駐車場は周辺に有料駐車場があるが、混雑時は公共交通機関の利用を推奨。
- 備考:上野公園内は広く、目的地までの経路は複数あります。博物館・動物園方面から歩いて訪れるケースも多いです。
滞在目安(所要時間の目安)
- 参拝・拝観のみ:30分程度
- 境内をゆっくり見て写真撮影や周辺散策を含める場合:45〜90分
- 周辺の博物館や動物園と合わせて一日観光にする場合:半日〜1日
近隣スポット
- 東京国立博物館(徒歩数分)— 日本およびアジアの古美術を所蔵。
- 国立西洋美術館(徒歩圏内)— 世界的に有名な美術館。
- 上野動物園(徒歩圏内)— ファミリーに人気の動物園。
- 不忍池(徒歩圏内)— ボート池や弁天堂があり散策に最適。
- アメ横(上野駅周辺)— 食べ歩きや買い物に便利な商店街。
注意点(混雑・マナー・季節の注意など)
- 混雑:桜の開花時期やゴールデンウィーク、年始の参拝時は公園全体が非常に混雑します。写真撮影や参拝の順番待ちが発生することがあります。
- 拝観時間・拝観料:社務所や特別拝観の有無、開閉時間は季節や行事で変動することがあります。事前に公式情報で確認してください。
- 撮影マナー:屋外は基本的に撮影可能ですが、社殿内部や神事の際は撮影が制限されることがあります。表示や職員の指示に従ってください。
- 服装・行動:神社は宗教施設です。大声で騒いだり境内での飲酒・喫煙は控え、参拝マナー(手水やお賽銭、二礼二拍手一礼など)を守りましょう。
- 足元:参道や境内は石段や舗装の不均一な箇所があります。歩きやすい靴をおすすめします。
- 季節の注意:夏は暑さ対策、冬は防寒対策を。春の花見シーズンは寒暖差が大きい日もあります。
※最新の拝観時間、拝観料、行事情報は上野東照宮の公式サイトや台東区観光情報でご確認ください。

